香水に疎い私でも、理想の香りに出会いたい
「自分の理想の香りを見つけたい」
皆さんはそう思ったことはありますか?
世の中は様々な匂いで溢れていますが、その中で誰しもが「好きな匂い」というものを持っていると思います。
昔から匂いによる影響を受けやすい私は、自分の「苦手な匂い」を少し嗅いだだけで「頭痛・吐き気・発汗」などの症状が現れます。すべての匂いに対してではありませんが、ほとんどが「苦手な匂い」に当てはまります。
しかし、そんな症状から私を回復してくれるのは、「苦手な匂い」を打ち消すことのできる「好きな匂い」です。
嗅いでも気分が悪くならない、むしろリラックスできる「匂い」も少なからず存在します。
そんな「匂い」を何時(いつ)でも嗅ぐことができたら、私はもう少し快適な生活を送ることができるかもしれません。そのためには「匂い」を持ち運ぶことが必要です。
「匂いを簡単に持ち運ぶ方法」を考えたとき、私が一番に思い浮かべたのは「香水」でした。
近づいたときや、すれ違ったときにふと香るそれはとても素敵ですが、前述した体質のため体調に大きな影響を与えうる香水はリスクが高くなかなか手が出せないでいます。
香水は時間経過によって3段階ほど香りが変化し、それぞれ「トップノート」、「ミドルノート」、「ラストノート」と呼ばれます。
付けてからの経過時間によって香りが変化するのは、香水の魅力の一つだと言えるでしょう。
しかし、私はこれを知った時「3段階の自分が苦にならない香りが、果たして一つの香水として存在するのだろうか」と絶望しました。
香水に手を出しづらい理由は、それだけではありません。
香水は商品説明だけ見ても、それがどんな香りなのか初心者には想像が難しいのです。
バイオレットな香り、イリスな香りと言われてもピンとこない、さらに抽象的に綴られた説明文。とてもおしゃれで興味を惹かれますが、どんな匂いか想像できない香水を買う勇気は私にはありません。
文章だけで分からないのなら、実際に香水専門店などに足を運び、そこにあるテスターを試せばいい。しかし、1回で人が正しく匂いを嗅ぐことのできる限界は3、4種類ほどらしく、それ以降は香りの識別が付かなくなるそうです。
店員さんに相談するのが一番かもしれませが、香りについて「甘い、爽やか、フローラル、ウッディ」くらいしか想像できない私にはハードルが高く、店舗へと行く足は遠のくばかりです。
もし勇気を出して店舗へ行くとしても、店員さんに話を聞く前に少しでも香りの種類などについて知識があったほうが「自分の理想の香水」に出会うことのできる確率は上がると思います。事前に調べて行けばよいかもしれませんが、お店で知ることができたほうが便利ですよね。
そこで、今回は店員さんの手を煩わせずに店舗で香水について知ることのできる方法として、corominのロボットを使った「シナリオ作成サービス」を紹介したいと思います。
~シナリオ作成サービスとは~
ロボホンというロボットはタブレットを連携させて商品紹介や受付案内が行うことができます。そしてそのロボホンの話す内容とタブレットの画面を作成するサービスがシナリオ作成サービスです。
このサービスを香水選びの手助けとして利用できるのではないかと思います。
ロボホンは全長19cmほどの可愛らしいロボットで、会話でのコミュニケーションが可能です。色はモノトーンなのでどんな雰囲気のお店にも合うようなデザインになっています。
~具体的な利用例~
ロボホンとタブレットを商品の前に配置して、タブレットの画面には「~香りの種類について~」と表示させます。その隣で、ロボホンは「どんな種類の香りがあるか知りたい人はタップしてね」と言葉で案内を行います。
~簡単なイメージ図~
画面をタップすることで、さらに香りのカテゴリごとの画面に遷移させていくことが可能です。タブレットの画面だけでは分かりづらい部分は隣でロボホンに説明させてあげましょう。
名前ごとに香りの系統を把握することで、最終的には人が匂いを識別することのできる3、4種類まで香水の候補を絞れるようにしていきます。
以上のように、ロボホンとタブレットを使用して私のような初心者向けの案内を行うことができるのです。他にも、シナリオ作成サービスの利用は店員さんの作業の負担を軽減することもできるかもしれません。
このように、ロボホンによる接客サービスが香水店に導入されれば、「自分の理想の香り」に出会うことのできる人が今よりさらに増えるのではないでしょうか。
そしてできれば私もその一人になれることを願って、今回の記事は終わりにしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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