世はまさに女性用御手洗混雑問題大解決時代!かもしれない
女性用のお手洗いは混む。人が集まる施設のお手洗いには絶えず行列がある。
デパートでは他階のお手洗いの利用を促す貼り紙を見かける。
少し歩くことになっても空いているお手洗いを利用した方が早いことが多い。
以前、とある大学の音楽科に通っていた友人の卒業公演を見にコンサートホールに行った。
人が集まる場である上に、公演前、第1部と第2部の間、公演後とお手洗いに行くタイミングがほぼほぼ決まっていたためそこには長い列ができていた。
すると見かねた係の方が他階のお手洗いの案内を始めた。コンシェルジュがいる会場には似つかわしくない、とても大きな声だったのでそのギャップが引っ掛かった。
その案内を聞いてもなおその場に留まる人も多く見られたため、別のお手洗いを利用した方が早いと判断した。
言われた通り一つ下の階に行ったが、そこはコンサートホール。デパートとは異なり、各階の構造が統一されていない。どこにお手洗いがあるのか、すぐには把握できなかった。
お手洗いの位置も伝えるべきだと感じた。
今度からは位置も教えてくださいよというために、この記事を書いているわけではない。人でなければいけないのかという、そもそもの部分について考えた。場の雰囲気を壊すことなく、他階のお手洗いに誘導し、さらに視覚的情報も提供する役割…。ロボットに任せてはどうだろうか。
人のように案内ができるロボットにロボホンがいる。
人の形をしたロボホンは、身振り手振りを交えながらかわいらしい声でおしゃべりするのが得意だ。そしてこのロボホンと併せてタブレット端末を使用する。図を表示することが可能となる。
コンサートホールで使うならロボホンにアナウンスを任せ、タブレットで地図を表示するのが良いだろう。ロボホンの声は人とは少し異なるので、人が多く集まる場でも声量を大きくせずとも自然と耳に入る。タブレットに表示させる項目は複数用意できるので、その方の座席、利用する出入り口に近いお手洗いを案内することができる。例えばA席の前方に座っている人は西A出入り口を利用することが多いだろう。タブレットに「西A出入り口」を用意し、タップすると1階のお手洗いの利用をロボホンが勧めるのと共にそのお手洗いの位置をタブレットに表示させる。計画的に人の流れを分散させることが可能となる。
ご興味があればURLから詳しい情報をご覧いただきたい。