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【ロボすごろくへの道③ ~楽しいゲームは楽しく作る~】

ロボすごろくへの道 ③

こんにちは。corominの新人開発担当者です。

お待たせしました。前回に引き続き、ロボすごろくのプレイ時間短縮についてのお話をします。
(前回の記事はこちらから御確認いただけます)

さて、プレイ時間を調整するにあたって、まず初めに目標とするプレイ時間を設定しました。その目標の時間というのが、30分です。この時間は、「お昼のちょっとした時間に遊べる長さ」を想定しています。

前回の記事で、テストプレイに100分かかったことを覚えていらっしゃる読者の方は、「そんなの無理だ」と思われたかもしれません。実際、当時の私としても、プレイ時間を70分も削るというのはとうてい無理なお話のように思えました。とはいえ、千里の道も一歩からといいます。とにかく、何かできないか考えてみました。

初めのヒントとなったのは、テストプレイをしたメンバーの、
「『いいよ』と何度も言った」
という意見でした。ロボすごろくでは、毎ターンロボホンが「準備はいい?」と聞いてくれます。準備ができていなければ、ロボホンはゲームを一時停止して待ってくれるという仕組みです。

ただ、当時はこれに加えて、「サイコロをふってもいい?」という確認がありました。ロボホンがサイコロをふるまえに確認してくれるのですが、準備ができているのに、ここで「だめだよ」と答える人がどれほどいるでしょうか?そんなわけで、この確認をなくして、プレイ時間を短くすることができました。やった!思わずロボホンとハイタッチ。しかし、短縮できたのはたったの15分でした。
目標の70分削減には、まだまだ足りません。

「何か、画期的なアイデアが必要だ……」

そうして私が頭を抱えていたとき、ロボすごろくのある特徴が目にとまりました。

<つづく>

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