社会人2年目の開発秘話　その④

こんにちは。coromin開発担当者です。

前回まで、開発に至る過程をお話してきました。
今回からは、実際に開発したアプリについて紹介していきたいと思います！

まず今回と次回、2回にわたって、読み上げ機能を紹介していきます。

読み上げは、競技かるたアプリの肝であり、私が最もこだわった機能になります。
開発にあたっては競技かるたの練習になることはもちろん、ロボホンの良さを生かすことを意識しました。

競技かるたには、独特の読み方があります。
例えば、歌の読み方の順番として、まず前の歌の下の句を読んでから、上の句を読み始める、というルールがあります。
下の句と上の句の間の時間も一定になるよう、4-3-1-5方式という歌を読む秒数のルールがあります。
これは、数文字で勝負が決まる競技かるたで、1文字目から聞き取れるようにするためです。

ロボホンも、その間合いに合わせた読み方をしてくれます。
そのため、実際の競技かるたの試合と同じリズム感で練習をすることができます。

読む順番や間合いだけでなく、抑揚にも特徴があります。
いつものロボホンの抑揚とは違います。そして競技かるたの読み方とも異なるロボホン独特の読み方です。
競技かるたをやったことのある人もない人も、思わずくすっと笑ってしまうようなかわいらしさを持ち合わせています。

一般の読み上げアプリではない、ロボホンだからこそできる読み上げを、ぜひ楽しんでいただきたいです。

競技かるたアプリの紹介動画はこちら
https://youtu.be/K630EgAYev0