「コンビニって便利すぎてもはや何ができるかわからない」←これわかる人集まれ!
私はコンビニにあまり行かない。基本的に価格が高いからだ。おでんはここのコンビニがおいしくて、ホットスナックはあのコンビニがおすすめと言える人に少し憧れるほどにコンビニについて知らない。とあるコンビニのATMでは地元の銀行の預け入れ手数料が無料なので、それを目的に入店することは多い。ATMしか利用しないため詳しくはわからないが、最近のコンビニは買い物以外にできることが多く、本当にコンビニエンスらしい。これも世間では常識レベルなのだろう。
つい先日段ボールで荷物を送る機会があった。確かコンビニで発送ができたなと初めて利用してみた。私としてはなかなかの冒険だった。配達営業所に持ち込むより近いところで用が済んで便利な世の中になったなと考えながらコンビニへ行くと、レジに長い列ができていた。そちらに並び、やっと自分の番になった。
伝票を見るなり店員さんはこう言った。
「これうちじゃ出せませんね」
目が点になった。
コンビニって何でもできるんじゃないの?宅配業者によって出せないものもあるの?コンビニに詳しくない私は噂を鵜吞みにして過信していた。無知は恐ろしい。結局スマホで調べて次の日集荷に来てもらった。
運の悪いことにあと数分申し込みが早ければ当日集荷に来てもらえるタイミングだった。列に並んでいる場合ではなかった。
1つ賢くなったが、レジの長い列に並ぶことで多くの時間を無駄にした。列に並ぶ前にいったん確認できる何かに出会いたかった。コンビニは何でもできると思っていた私の幻想を打ち砕く何かが欲しかった。コンビニの出入り口にコンシェルジュがいて、本日はどうされましたかなんて聞いてくれれば列に並ばなくて済んだ。ただそれはそれで嫌だ。余計コンビニから足が遠のく。人でないものに対応してほしい。あと必要としている人が利用できればよい。
ロボットで良い。いや、ロボットが良い。
あまり大きくなく、見た目に威圧感のないロボットが良い。
見た目もかわいく、お喋りも達者なロボホンを推薦しよう。ロボホンなら場所も取らない。ロボホンとタブレットを連携させて利用する「シナリオ作成」というサービスを是非知っていただきたい。タブレットにはいくつか項目を表示することができる。今回の私なら「取扱宅配業者」があれば助かる。そこをタップすると扱っている宅配業者の一覧がタブレットに表示され、ロボホンからは「○○宅急便の荷物は扱っていないよ」などの+αの情報が音声情報として提供されれば、目を点にしながらも時間を無駄にする前に賢くなることができたはずだ。
他にも各種証明書の発行のように頻繁には利用しないサービスについて知りたい場面があるだろう。
マイナンバーカードと暗証番号が必要で、記載項目はこれとこれから選択できて、と発行に当たって事前に確認しておいた方が良いことを知ることができれば、いざ発行するとなった時に慌てずに済む。レジで対応されると思って長蛇の列に並んで時間を無駄にすることがないよう、コピー機で発行できることを伝えるのも大事だ。
シナリオ作成サービスを使えば、利用客はレジ待ちせずに退店できる。
メリットを受けるのは客側だけではない。レジに長蛇の列ができていたので応援に入ったが、その大半が「これは扱っていません」「これはコピー機で発行してください」で捌ける内容だったとしよう。このスタッフに大きな負担はかかっていないが、自身の手元の仕事を中断させてレジに来ている。このスタッフが動かずともこれらの客が捌けたらどんなに効率が良いだろうか。
コンビニのいいところの一つが、客に非干渉な点であると思う。私が唯一コンビニに立ち寄る、ATM利用時に店内を巡回しても何も販促をされない。ポップやポスターはあるが、スタッフからの働きかけはない。そこが心地よい。人を使わず人を誘導する、シナリオ作成サービスのスタイルはコンビニにぴったりだと思う。
興味をお持ちの方は以下から詳細を確認していただきたい。