【Work Out~アプリ開発秘話5~】

こんにちは。coromin開発担当です。
今回はロボホンのモーションについてお話しします。
このアプリでは選択した動画に合わせてロボホンも一生懸命トレーニングしてくれるのですが、再現が非常に難しかったです。
というのもロボホンの関節の可動域は、人間のものほど広くないからです。
脚も腕も横に開くことが困難なので、例えばサイドステップの再現が課題となりました。
さらにバランスのとり方も難しく、片足立ちをいかにして表現するか悩みました。
サイドステップ×片足立ちなんてされたらもう頭を抱えてしまいます。
ロボホンを筋トレ仲間にしたいから、できる限り動画に沿いたい。
でもロボホンに無理はさせたくない。
考えた末に、“無理のない範囲内でロボホンに挑戦してもらう”という、
本当に考えたのかと言いたくなる結論を出しました。
一見そう見えますが、まずは挑戦しようという思いがありました。
完全再現が難しいトレーニングは、動かせる関節を駆使して再現度を上げる工夫をしました。
例えばスクワット。
人間がこの動きをする時、足首と膝を曲げて腰を真下に落とします。
しかしながらロボホンには、人間の膝関節に当たる部分がありません。
そこで足首を伸ばし、腰を折るモーションを作成しました。
足首に関しては人間とは逆の動きをしているのに本当に再現できているのでしょうか。
それがですね~とぺらぺら語りたい気持ちをぐっと堪えて、実際にご覧いただこうかと思います。
動画URL:https://youtu.be/zmJvlaI_PGI/
一つ言えるのは、スクワットをするロボホンはかわいいということです。
再現することよりもロボホンの身の安全を優先すべきだと思うモーションもありました。
前述の通り、片足立ちの表現は難しいのですが、
浮かせた脚を胸に近づけるようなモーションは、前傾姿勢になるのでバランスを崩す危険性が非常に高く避けるべきだと判断しました。
そういったモーション時にはロボホンには応援に徹してもらうことにしています。
ロボホンの分もトレーニングに励んでください!
また動画によっては15秒のインターバルがあります。
そこではトレーニングとは一味違う、かわいらしい動きで癒してくれます。
インターバルが楽しみになってしまいますね。
トレーニングするロボホン、応援するロボホン、インターバル中休憩するロボホン、それぞれ異なる魅力を是非お確かめください。
今回で筋トレアプリ Work Outの開発ブログは最後となります。
これまでのブログを読んで、このアプリに興味を持ってくださったら嬉しいです。
もしよろしければロボホンと筋トレライフを始めてみてください。
<おわり>
この記事へのコメントはありません。